3D形状への転写が可能なホットスタンプ
カタニ産業株式会社が誇る画期的な技術の一つに、ホットスタンピング箔と呼ばれるものがあります。
これまでメタリック箔や多色印刷転写箔を施すには、対象物が平坦である必要がありました。
もし少しでも表面が盛り上がっていたり曲面を帯びていたりすると、転写した箔が密着せずに剥がれ落ちてしまうからです。
カタニ産業株式会社のホットスタンプはそうした問題を解決し、独自の技術によって平面はもちろんのこと3Dへの転写も可能にしました。
これにより多様な製品への加工が可能になり、箔ならではのまばゆいばかりの輝きを活用することができます。
使えるのはホログラムや絶縁箔、顔料を使ったものなど数多く、自由な発想を形にしてくれる技術と言えるでしょう。
活用例としては、ニュアンスメタルがあげられます。
一つのパーツへの多色印刷が可能で、曲面のある箇所に対してもデザイン金型を必要としません。
インモールド成形にも使うことが可能です。
転写フィルムにより絵付けを行うので、射出成形と同時に転写できるのが特徴です。
製造工程を増やすことなく、より魅力的な製品を作ることができます。
企業での導入が進んでいるのが、自動車の内装パーツのように3D形状への箔押しです。
従来であればシワが入ってしまうような形状に対しても、ホットスタンプ工法により高品質なプリントが可能になります。
こちらの企業では二次加工やプラスチック製品への加工請けをしています。
希望に応じて加工方法を選定するので、検討しているのであれば問い合わせることをおすすめします。